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フェルナンド・アロンソ「KERSに問題を抱えていた」

2012年03月24日(土)22:54 pm

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、クアラルンプールのセパン・インターナショナル・サーキットで行われたマレーシアGPフリー走行3回目で17周を周回して、ベストタイムは1分38秒246で13番手。予選では、1分37秒566を記録して9番手となった。

フェルナンド・アロンソ
「いい予選だったよ。クルマの性能をすべて引き出せたと思うからね。ただ1周のみ走ったQ3ではKERS(運動エネルギー回生システム)に問題を抱えていた。それで順位を落としたとは思わないけれど、でもそれがなければポールポジションとの差は明らかにもっと現実的なものになっていたはずだ」

「雨が降り始めたら、タイヤ交換をする正しいタイミングを正確にとらえるためには大きな運も必要だ。ちょっとの差で10秒以上かそこらの差になってしまうから、すべての事をうまくやるため、完全に集中する必要がある。晴れのレースでも同様に、クルマとタイヤの性能を最大に発揮させることに集中する必要がある。このサーキットではタイヤの性能低下が著しいからね」

「頑張ってポイントを獲得しなくてはならない。選手権を争う上ではそれが大切だからね。スタートと1コーナーは難しくなりそうだ。そこに大きくかかっているからね」

「やるべきことがたくさんあることは分かっている。特にクルマの空力面についてね。ここではオーストラリアのときよりわずかながらパフォーマンスが良くなっている。それは僕たちが正しい方向へ向かっていることの証明だけれど、最前列を目指すためにはもっと飛躍的に向上させないとならないね」

「バルセロナ(スペインGP/5月13日決勝)で新しいクルマを使うかって? いや、そんなことはないよ。もちろん、僕たちはクルマの開発に全力をあげていて、それこそ僕たちがやるべきことなんだけどね。でも、革新的変化ではなく、一貫性のあるやり方なんだ。現時点で、このクルマは多くの問題を抱えているけれど、それはつまり、改善できる幅が大きいということでもあるからね」

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