HRTのナレイン・カーティケヤンは、クアラルンプールのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されたマレーシアGPフリー走行1回目で8周を周回して、ベストタイムは1分45秒360で23番手。フリー走行2回目では、18周を周回してベストタイムは1分43秒658で23番手になった。
ナレイン・カーティケヤン
「午前中のフリー走行1回目ではメルボルン(オーストラリアGP)のときと同じようにちょっとした信頼性の問題に苦しんでしまったけれど、あのときほどではなかったよ。それから、冷却の問題も少し抱えてしまった」
「午後のセッションの13コーナーと14コーナーで僕が正しくギアに入れることができなかったのは、その問題が継続していたからなんだ。でも大事なことは(トップから)107%以内には入っていたし(※)、改善し続けてもっといいコンディションに持ってゆくことができるということだ」
「オーストラリアに比べれば明らかに違いを感じているけれど、もっと(改善が)必要だ。ここは1年でも特に厳しいレースだから、よいパフォーマンスが発揮できるよう、懸命に作業をしてゆく必要があるね」
(※)予選Q1でトップから107%以内のタイムを記録できなかった場合、予選落ちとなって決勝への出場が認められない。実際にHRTの2台は開幕戦で予選落ちとなった。