ケーターハムのビタリー・ペトロフが、クアラルンプールのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されるマレーシアGP(25日決勝)に向けた意気込みを語った。
ビタリー・ペトロフ
「このチームと一緒にマレーシアでレースをするのは初めてなんだ。それに、マレーシアのファンが自国のチームに対してどのような反応を見せてくれるのか、そしてオーストラリアで僕たちが成し遂げたことから、さらに積み上げてゆくことを楽しみにしている」
「メルボルンでのレースは僕たちが望んでいたような終わり方ではなかった。それでも、僕たちのクルマが前を行くクルマを追い詰めることができると分かったのはよかったし、ステアリングに問題が発生するまではクルマの感触も良かった」
「レースがあんな形で終わったにもかかわらず、僕のエンジニアのジャンルカも後で満足だと言っていたよ。僕たちはクルマの運転に関しても、ピット作業においても、とてもいい仕事ができたからね。僕たちが取り組むべきことはわかっているし、そのことがセパンでのレースに向けての士気を高めている」
「全員にとって同じ影響を及ぼすであろう天候のことは別にして、サーキットそのものは挑戦しがいがあるよ。それにマレーシアでチームにとって初めてKERS(運動エネルギー回生システム)を搭載することになる。母国のファンの前で、僕たちが昨年からどれだけ進歩したか見せられると思うよ」
「予選ではオーストラリアのときよりもさらに力を発揮できると思うし、レースではメルボルンで起こったような事故に巻き込まれないようにして、1周目から戦っていけるようにしたいね」
「何が起ころうと、よい週になると思う。新しいチームで過ごす時間が増えるにつれて、いい人たちのいるグループで働いているんだということがさらに分かってきている。だから、チーム全体の歩みをさらに進めるため、最善を尽くしたいと思っている」