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F1韓国GP、開催権料の値下げに成功

2012年03月21日(水)0:55 am

開催が危ぶまれていたF1韓国GPだが、今年は無事に開催されることになりそうだ。

『Korea Herald(コリア・ヘラルド)』が伝えたところによれば、ヨンアムで開催される韓国GPの主催者はF1最高権威者バーニー・エクレストンとの間で、開催料を減額する合意に達したという。

2010年からF1カレンダーに加えられた韓国GPだが、サーキット建設工事が遅れ、サーキットの一部が未完成のまま初開催を迎える状態だった。そして初開催の直後から、巨額のコストがかかることに対して不満を表明していた。

『Korea Herald(コリア・ヘラルド)』は18日(日)、レース主催者がレース開催権料とテレビ放映権料の値下げ交渉に成功したことにより、今年は2,000万ドル(約16億7,000万円)以上の節約が可能になるだろうと伝えている。

この新しい契約は、現在の韓国GP開催契約が満了する2016年まで継続される見込みだ。

『Korea Herald(コリア・ヘラルド)』は、主催者が昨年、約4,000万ドル(約33億円)をエクレストン率いるF1の商業権管理会社FOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント」に支払ったと伝えている。その金額は2010年に対して10%の値上げが行われたものだった。しかしその記事によれば、新しい契約ではこの毎年10%増額するという条項は破棄されるようだ。

韓国GPの主催者であるカン・ヒョソクはこれについて次のように述べている。

「交渉がまとまったことにより、今年は相当の額を節約することができることになった。まだ困難な状況であることに変わりはないが、これを改善するため、懸命に努力している」

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