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WEC、開幕戦はマクニッシュ／クリステンセン／カペッロ組アウディR18が優勝

WEC（世界耐久選手権）の開幕戦セブリング12時間が17日（土）に行われ、アラン・マクニッシュ、トム・クリステンセン、ディンド・カペッロ組の2号車アウディ R18 TDIが優勝した。

今季から発足した耐久レースのシリーズ戦WEC。6月16日（土）に決勝が行われるル・マン24時間もシリーズに含まれているほか、10月14（日）日には富士スピードウェイで日本戦も開催される。

記念すべき開幕戦で総合優勝したのは、アウディR18 TDIの2号車。3号車のアウディR18 TDIに4周差をつけての優勝となった。プロトタイプLMP2クラスの優勝はスターワークス・モータースポーツの44号車HPD AEX 03b。GTプロのクラス優勝はAFコルセの71号車フェラーリF458イタリア、GTアマはラルブル・コンペティションの50号車シボレー・コルベットC6-ZR1がクラス優勝を果たした。

なお、女性ドライバーの井原慶子が所属するLMP1クラスのガルフ・レーシング29号車ローラB12/20クーペは、マシントラブルが相次いだため、フリー走行や予選で規定周回数を走行できずに決勝を欠場した。

5月5日（土）に開催される第2戦スパ・フランコルシャン6時間には、いよいよトヨタがハイブリッドマシンのTS03ハイブリッドで参戦を開始。アウディもハイブリッドシステム搭載のR18 eトロン・クワトロを投入し、トヨタとアウディによるハイブリッド対決が始まる。