HRTのペドロ・デ・ラ・ロサは、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで開催されたオーストラリアGPフリー走行3回目で12周を周回して、ベストタイムは1分33秒114で23番手。予選では、1分33秒495を記録したが、予選通過基準となるトップのドライバーが出したタイムの107%以内に入ることができず、予選不通過となった。
ペドロ・デ・ラ・ロサ
「ぼくたちは、今日できることをすべてやった。チームは素晴らしい働きをして、今日のために間に合わせることができた。これは僕たちにとっての成果だ。これまでドライバーも含め、僕たち全員にとってものすごく忙しい日が続いていたからね。でも改善すべきことがたくさんあるし、いろんなことを変えてゆかなくてはならないけれど、何をしなくてはいけないかということは分かっている。だから、僕に言えることは、耐えるしかないということだ」
「水曜日(14日)に到着したときにも話したことだけど、今回は僕たちにとってのテストなんだ。僕たちにとってはまだ開幕前なんだよ。不都合なことは、僕たちは作業をカメラの前でやっているから、すべてのことが明白になってしまうということだ」
「もっと前に終わらせていなくてはいけなかったけれど、時間が足りなかった。今の僕たちにできることは、マレーシアGP(25日決勝)とその後のレースに向けての準備をすることだし、クルマをもっと速くするために重要となる部分に集中することだ」