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マッサ「クルマはテストのときより悪くなったように思える」

フェラーリのフェリペ・マッサは、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで開催されたオーストラリアGPフリー走行3回目で19周を周回して、ベストタイムは1分28秒023で18番手。予選では、1分27秒497を記録して16番手だった。

フェリペ・マッサ
「とてもガッカリしている。期待し、望んでいたような形でのシーズンスタートではないね。フリー走行3回目の最初から難しかった。クルマのバランスは全く望んだようなものではなかったし、満足のゆく周回を行うことが全然できなかった」

「ミディアム（硬めのタイヤ）もソフト（軟らかめのタイヤ）も、どちらも常にグリップが不足していたし、（コーナーの）入口ではオーバーステア（曲がり過ぎてスピンしやすい状態）、出口ではアンダーステア（曲がりにくい状態）に悩まされていた。どうしてだかは分からない。でもクルマは冬のテストのときよりも悪くなったように思えた。多分、このサーキットの特性によるものかもしれない」

「もう、明日の決勝レースで僕たちにできることをやるだけだ。かなり後ろからのスタートになるから簡単にはいかないだろうけれど、全力を尽くすよ。1回のピットストップで走りきるのは無理だと思う。でも頑張って、今日の予選で失敗した分を取り戻すように頑張らなくてはいけない。僕たちが後れを取っているのは明らかだ。僕たちが考えていた以上かもしれない。それに去年と比べて大きく改善されたチームもいくつかある。僕たちはクルマの開発を進めるため、正しい方向性を見いだせるよう頑張らなくてはならないよ」