イタリアのモンツァでWTCC(世界ツーリングカー選手権)の開幕戦が行われ、イバン・ミュラー(シボレー・クルーズ)が第1レース、第2レースともに優勝を果たした。
第1レースでは、スタート直後からポールポジションのガブリエル・タルキーニ(セアト・レオン)とミュラーらシボレー勢が激しいバトル。しかし、3周目にはシケインでふくらんだタルキーニのすきをつき、ミュラーがトップに浮上。そのままミュラーがゴールし、第1レースを制した。
第2レースもスタート直後から接触が頻発する激しいレース展開に。そんな中、混戦を抜け出して首位に立ったのは第1レースを制したミュラー。ミュラーはトップのままゴールして開幕戦での連勝を達成した。2位にアラン・メニュ、3位にロバート・ハフが入っており、第2レースはシボレー勢が表彰台を独占する結果となった。
これにより、ミュラーがドライバー部門のランキングトップに、マニュファクチャラー部門ではシボレーが首位に立っている。