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ペドロ・デ・ラ・ロサ「新車を完成させただけでも目標達成」

HRTのペドロ・デ・ラ・ロサが、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで開催されるオーストラリアGP（18日決勝）に向けた意気込みを語った。

ペドロ・デ・ラ・ロサ
「長い冬期間に懸命な作業をしたおかげで、ついにオーストラリアへ向かうことができる。そして新車を試して、学習を続けることを楽しみにしている。予選を通過し、決勝レースにできる限り最高の状態で臨めるよう、金曜日（16日）と土曜日（17日）の午前中という限られた時間の中でやれるだけのことやらなくちゃいけない」

「もっと新車で走り込んでから開幕戦を迎えたかったけど、新しく生まれ変わったばかりのチームが100％新しいクルマを完成させただけでも目標達成に値すると僕は思っている。僕たちの目標は忍耐強く真剣に取り組んで、物事をうまく進めることだ」

「追い抜きのチャンスがたくさんあり、大きく減速するコーナーやさまざまなシケインもあるから、アルバート・パークは僕も大好きなサーキットのひとつだ。攻めた運転が求められるコースで、どうやって多くの縁石を乗り越えるかが重要になる。クルマの性能で重要になるのはブレーキングとトラクション（加速性能）、それに最高速だ。だからこのサーキットではDRS（空気抵抗低減システム／可変リアウイング）が大きな役割を担う」