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フェラーリは評判ほど悪くないとペドロ・デ・ラ・ロサ

2012年03月10日(土)13:57 pm

41歳のスペイン人F1ドライバー、ペドロ・デ・ラ・ロサ(HRT)は、フェラーリ陣営から必要以上の悲観主義を感じとっている。

新車F2012は失敗作、大々的な再設計が必要。そんな声が聞かれるなか最近のイタリア『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙は、「どうか、戦いに入る前の陽動作戦であって欲しい」と伝えている。

しかし、そんな側面も真実としてあるのではと、スペインのラジオ局『Cadena Ser(カデナ・セル)』に向けて、デ・ラ・ロサは次のように話す。

「彼らは、人が思うほどバカじゃない。一方でフェラーリより強いチームはいくつか存在するが、表彰台も無理というほどではないよ。それは保証する」

「降りかかるプレッシャーを、何とか跳ね除けようとしているだけさ。ここスペインで感じるネガティブな雰囲気より、フェラーリは調子が良いと僕は見るね。他の皆と同様に、彼らも彼ら自身の問題を抱えている。しかし、彼らのマシンは見た目より速い」

現状でF2012は表彰台を狙えるマシンではないと最近、発言したのは、フェラーリの新しいテクニカル・ディレクター、パット・フライだ。

フェリペ・マッサは(フェラーリ)今週、サン・パウロでこんなことをマスコミに言っている。「表彰台も無理なんて、そんなことは僕の念頭にないよ。あるタイプのエキゾーストを試し、それが使えるパーツでなかったことは事実だ。去年、みんなはぼくらがタイトル争いをすると、ほとんど確信していた。ところが僕らは、それができなかったよね」

「スペインで行った3回のテストで僕らが100%満足したかといえば、答えがノーなのは隠しようがない。でも、僕らは非常に強いチームだ。その能力をもってすればシーズン中にマシンを開発できると、僕は信じている」

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