F1ドライバーのマネジメントを手がけていたウィリー・ウェバーが、F1からの卒業を宣言した。
ミハエルとラルフのシューマッハ兄弟をクライアントにつけ、全盛時はコミッションの高さから「ミスター20%」の異名を取ったウェバー。同じく面倒をみていたニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)のキャリアからも手を引いている。
11日(日)で70歳になるドイツ人のウェバーは、スペインのマヨルカ島で祝う誕生日に両シューマッハは出席しないと、ドイツの『DAPD通信』に対して次のように話している。
「マイケル(シューマッハ兄)がシュトゥットガルトに来るときは会うけれど、F1の話はしないよ。今後は何年もそんな関係を続けたいね」
このようにシューマッハと会う以外に、F1との関係はもう終わったというウェバー。たとえセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が新たにマネジャーを必要としても、そのスタンスは変わらないという。
「いやあ、もう結構だね。私は長い間、世界最高のドライバーたちの管理を引き受けてきた。それで十分じゃないか」