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井原慶子、女性初のWEC参戦を正式発表！

女性レーシングドライバーの井原慶子が、今年から発足し、ル・マン24時間も含まれている耐久レースの新シリーズWEC（世界耐久選手権）へ参戦することに決定。所属チームは、耐久レースの有力チームであるガルフ・レーシング。女性としては世界初のWEC参戦となる。

井原は、今年のル・マン24時間参戦を目指し、2年ぶりに本格的なレース活動を再開。1月にはドバイ24時間レースへガルフ・レーシングから参戦し、チームに好印象を与えたことから、WEC参戦のオファーを受けた。

井原が所属するガルフ・レーシングは、プロトタイプのLMP2クラスへローラ製シャシーに日産エンジンを搭載して参戦。井原が乗り込むのはカーナンバー29のマシン。元F1ドライバーで、ル・マン24時間の優勝経験もあるステファン・ヨハンソンがチームメートとなる。

まずは12日（月）から13日（火）にかけて行われるテストに参加し、17日（土）に開幕戦セブリング12時間を戦う。テストに向け、10日（土）に渡米する井原は、次のように抱負を語った。

「このたび、耐久レースの名門ガルフ・レーシングから世界耐久選手権に参戦できることになり、ナノオプトニクス・エナジー社をはじめここまでサポートしてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです」

「今年の1月、2年ぶりに参戦したドバイ24時間レースでチームからオファーをいただき、世界耐久選手権の開幕まであまり時間がなかったことから本当に多くの方々の協力で何とか参戦準備をしてまいりました。世界最高格式の耐久レースに女性初で参戦することになり、日本人の女性としてアジア人の女性として力強く一歩を踏み出したいと思います。どうぞ応援よろしくお願いいたします！」