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ルイス・ハミルトン、マクラーレンに残留すべき?

2012年03月07日(水)23:59 pm

かつてF1チーム「ジョーダン・グランプリ」のオーナー兼チーム代表を務めていたエディ・ジョーダンが、ルイス・ハミルトンはマクラーレンから離れないほうがよいと助言している。

2008年のF1チャンピオンであるハミルトンとマクラーレンとの現在の契約は今年いっぱいで満期を迎えるが、ハミルトンは先月、今後の契約についてはすぐにでも取り組みたいと次のように話していた。

「初めの2、3レースが終わるころまでには、解決しておきたい問題だね」

しかし、ハミルトンがマクラーレンを離脱する可能性もあるとF1最高権威バーニー・エクレストンが発言。以前からハミルトンのマクラーレン離脱説が流れていたこともあり、当面の間はさまざまな憶測が飛び交いそうだ。

ドイツの大手日刊紙である『Bild(ビルト)』は、もしミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)が2012年限りで引退した場合の「第2案」として、メルセデスAMGがハミルトンに目をつけていると報じた。

しかし、ハミルトンは移籍するべきではないというのがジョーダンの考えだ。ジョーダンは6日(火)に行われた『BBC』のイベントで次のように語っている。

「(マクラーレンが)あれだけのリソースを与え、巨額の投資を行っているのに、それでもルイスはほかのチームへ行ったほうがいいなんて言えるかい?」

しかし、ジョーダンはマクラーレンがもっとうまくハミルトンを扱うことができるはずだとも考えているようだ。ジョーダンは次のように続けている。

「私が思うに、これはちょっと批判めいた言い方になるが、彼らは昨年の失敗から学んだはずだ」

そんなハミルトンの周囲にはいくつかの変化がみられる。ひとつは、かつてミカ・ハッキネンのマネジャーを務めたことのあるディディエ・コトンをマネジャーに据えたことだ。そしてもうひとつは、閑静なスイスのジュネーブから、にぎやかなモナコへの転居だ。また、一時離別が伝えられたガールフレンドのニコール・シャージンガーともよりを戻しており、この冬には長期の休みをとっていた。

かつて長期にわたってマクラーレンに所属していた元F1ドライバーのデビッド・クルサードは次のように話している。

「マクラーレンは彼(ハミルトン)に長い休暇を与えたみたいだ。癒やされて、また集中できるようにね」

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