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アウディ、ハイブリッドのWECマシンR18 eトロン・クワトロを発表

2012年03月02日(金)20:57 pm

アウディが、今季から始まるWEC(世界耐久選手権)のプロトタイプLMP1クラスを戦うR18 eトロン・クワトロを発表した。

WECは今季から始まる耐久レースのシリーズ戦で、ル・マン24時間がシリーズに組み込まれたほか、10月には富士スピードウェイで日本戦も開催される。また、トヨタがシリーズ参戦を予定しており、5月5日の第2戦スパ・フランコルシャン6時間から参戦を開始する。

ル・マン3連覇を目指すアウディが今年投入するのは、R18を進化させてハイブリッドシステムを搭載したR18 eトロン・クワトロ。V6のTDIディーゼルターボエンジンとF1を戦うウィリアムズの子会社ウィリアムズ・ハイブリッドパワーが開発したフライホイール式ハイブリッドシステムが組み合わされる。ディーゼルエンジンが後輪を駆動し、ハイブリッドシステムによってフロントが駆動する形になるとのことだ。

今年のWECには、トヨタもハイブリッド車でLMP1に挑戦することから、アウディとトヨタによるハイブリッド対決に注目が集まる。なおアウディは、セブリングで3月17日に行われる開幕戦には、昨年モデルのR18 TDIで参戦する。

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