NEXT...F1開催スケジュール

F1バルセロナ最終テスト1日目、テスト再開のロータスがトップ!

2012年03月02日(金)2:13 am

バルセロナのカタルーニャ・サーキットで1日(木)、今季F1開幕前に最後となるテストが始まり、ロータスのロメ・グロジャンがトップタイムを記録した。

先週に行われたテストでは、フロントサスペンションの取り付けに問題があると発覚し、わずか数周を走ったのみでテストを中止していたロータス。合計12日しかない開幕前テストのうち4日間を失ったことから、新車開発の遅れが懸念されていた。この日、グロジャンの周回数は73周と少なめだだったが、トップタイムを記録した。

2番手に入ったのはマクラーレンのジェンソン・バトン。こちらも周回数が64周と少なめになっているが、記録したベストタイムは2番手のものだった。

3番手は、ザウバーのセルジオ・ペレス。先週のテストで小林可夢偉が全体のトップタイムを記録し、期待が高まっているザウバーだが、ペレスはこの日に118周を走りこんで3番手タイムを記録した。

レッドブルのマーク・ウェバーが4番手。各メディアが現地から伝える情報によると、多くのドライバーが午前中にベストタイムを記録する中、ウェバーは午後にコンマ1秒タイムを短縮して4番手になった。

5番手はニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)。ロズベルグは、この日の参加ドライバーで最多となる128周を周回し、多めの周回を一度に走るロングランを中心に作業を進めていたようだ。

6番手はジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)。これまでのテストで順調な仕上がりを見せるフォース・インディアのポール・ディ・レスタが7番手に入った。

また、これまでテストでの評価が高くないフェラーリは、フェリペ・マッサが走行を担当して8番手に。マッサは、午後に走り始めるのが遅くなっていたとのことだ。

9番手はケーターハムのビタリー・ペトロフ。10番手はこの日に58周しか走行できなかったパストール・マルドナード(ウィリアムズ)となった。

なお、マルシャはクラッシュ時の安全性を確認するクラッシュテストに合格できていないため、今回のテストには不参加。HRTは、2012年型車がクラッシュテストには合格したものの、走行の準備が整っていないことから、この日は走行しなかった。だが、HRTはカタルーニャ・サーキットに新車を持ち込んでいる。

F1バルセロナ最終テスト1日目の結果

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック