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F1バルセロナテスト、最終日は小林可夢偉がトップ

2012年02月25日(土)3:45 am

バルセロナのカタルーニャ・サーキットで24日(金)、2回目のF1開幕前テスト最終日が行われ、小林可夢偉(ザウバー)がトップタイムを記録した。

可夢偉はこの日、午前中の時点でトップに立つと、正午過ぎには今回のテスト全体で最速となるタイムを記録。セッション終了直前には、ガス欠のためコース上にクルマを止めてテストを終了した。可夢偉は23日(木)にもガス欠でコース上にクルマを止めていたが、ザウバー側はタンク内の燃料をどこまで使えるのか限界を確かめるためのテストだったと説明していた。今回も同様のテストを行ったのかは分かっていない。

また、これまでザウバーはトラブルに見舞われ続けており、この日も排気系統にトラブルが発生。しかし可夢偉は合計で145周を周回。ザウバーの公式ツイッターによると、1日の走行距離としてはザウバー史上2番目に多かったとのことだ。

2番手に入ったのは、23日のトップだったパストール・マルドナード(ウィリアムズ)。そして、ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)が3番手になった。

4番手に入ったのはジェンソン・バトン(マクラーレン)。『Autosport(オートスポーツ)』によると、バトンのベストタイムは午前中の早い時間帯に、4段階のうち2番目に硬いハードタイヤで記録したものであるようだ。

5番手はフェラーリのフェリペ・マッサ。午後にマッサは、13周前後の走行を繰り返していたとのことだ。6番手はレッドブルのマーク・ウェバー、7番手にはトロ・ロッソのジャン・エリック・ベルニュが入ったが、この2人も午後にはタイムを更新していなかった。

8番手にはメルセデスAMGのニコ・ロズベルグが入った。ロズベルグは、午前中にレースシミュレーションを行い、午後には短い走行を繰り返していたという。

9番手はヘイキ・コバライネン(ケーターハム)。コバライネンは、電気系統にトラブルが発生したためエンジン交換が必要になり、この日の周回数は70周のみで最下位となった。

なお、マルシャはサスペンションに問題があったため、この日は走らなかった。来週に行われる開幕前最後のテストには、2012年型車を持ち込む予定になっている。

今回のバルセロナテストはこれで終了になるが、3月1日(木)からはシーズン開幕前に最後となるテストが、再びバルセロナで行われる。

F1バルセロナテスト4日目の結果

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