マクラーレンが、元F1ドライバーであるヤン・マグヌッセンの息子とテストドライバー契約を結んだ。
デンマーク出身のヤン・マグヌッセンは、マクラーレンのテストドライバーを経て、同チームから1995年に1戦のみに出場してF1デビュー。その後、スチュワートから出走するも成績が振るわず、1998年にF1を離れている。
そんなマグヌッセンの息子である19歳のケビンは今回、マクラーレンと若手ドライバー育成プログラム契約を締結。これにより、今年のF1若手ドライバーテストでは、マグヌッセンがマクラーレンのステアリングを握ることになる。
テストドライバーのゲイリー・パフェット、オリバー・ターベイと同様に、ケビンもマクラーレンが誇るシミュレーターでの作業を担当することになるとみられる。
マクラーレンがケビンに注目し始めたのは2010年で、昨年はイギリスF3選手権で8回のポールポジションと7勝をあげる活躍で選手権2位になったマグヌッセンと契約を結ぶ運びとなったようだ。
ケビンは、マクラーレンとの契約について次のように話している。
「チームは僕を信用してくれているし、今回の契約は僕のキャリアにとってとても大きな一歩だと感じているよ」
今季のケビンは、フォーミュラ・ルノー3.5への参戦を予定してるようだ。