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F1 バーレーンGP、新たな暴動で今年も開催が危ぶまれる

2012年02月15日(水)11:18 am

2012年シーズンの開幕まであと数週間となったが、4月に予定されているバーレーンGPの開催について、最も深刻ともいえる懸念が生じている。

14日(火)、2011年に予定されていたF1レースと開幕前テストを中止へと導くことになった抗議活動からまる1年がたった。13日(月)に警察による催涙ガスの発砲を含む激しい衝突が発生したとの報道がされている。

『Guardian(ガーディアン)』紙のポール・ウィーバー記者は次のように書いている。

「F1はその出来事を観察している。F1の管理組織(FIA)は明確な態度を表明していない。それがさらなる(開催中止に向けた)圧力や憶測につながって欲しくないためだ」

また、『Reuters(ロイター)』や『AP通信』などの通信社によると、今週の衝突は抗議者たちが2011年に起きた暴動の象徴的な場所を再び占領しようと試みたことによるものだという。

『Reuters(ロイター)』は、「首都(マナマ)に通じる主要な道路では交通が遮断されている。そして催涙ガスの容器やゴム製のペレット弾、石などがハイウェーに散乱している」と伝え、さらに、いたるところで「若者たちが火炎瓶や鉄の棒、石などを投げつけており、警察がスタン擲(てき)弾(相手の死傷を目的とせず、光や音で一時的に相手を戦闘不能状態とするためのもの)を準備して戻ってきている」と報じている。

一方、『New York Times(ニューヨーク・タイムズ)』は、大けがを負った抗議者たちが映された何本ものオンラインビデオを引用し掲載している。

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