各種モータースポーツで活躍し、F1にスポット参戦した経験もあるステファン・サラザンが、今季はホンダのプロトタイプマシンでWEC(世界耐久選手権)を戦うことになった。
サラザンは主に耐久レースを活動の場としており、プジョーに所属していた。しかし、プジョーは先日、耐久レースからの撤退を電撃発表。その後、サラザンは移籍先を見つけられずにいた。
しかし『Autosport(オートスポーツ)』によると、サラザンのスターワークス入りが決まったようだ。スターワークスは、今季から発足するWECのプロトタイプLMP2クラスへ、米国ホンダのレース参戦子会社HPDのマシンで参戦するチーム。エンジンもHPDから供給を受ける。
「世界耐久選手権へ参戦するのがとても楽しみだよ。とてもレベルが高いからね。コースはほぼすべて知っている。この5シーズンに走ってきたサーキットなんだ。(チームとともに)歩んでいくよ。クルマに乗り込んで、走りだすことが楽しみだ」とサラザンは語っている。