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小林可夢偉、度重なるトラブルも信頼性を楽観視

2012年02月14日(火)19:39 pm

小林可夢偉(ザウバー)が、ザウバーの2012年型車C31の信頼性に心配はないと語った。

ザウバーは、先週にスペインのヘレスで4日間行われたテストでC31を走らせた。しかし、4日間のテストのうち3日はトラブルに見舞われ、コース上にクルマを止める場面もあった。だが、新車のテストでトラブルが出るのは当然のことであり、心配する必要はないと可夢偉は語っている。

「新車を走らせてまだ4日です。トラブルが起こることもあります。新車ですからね。そのために僕たちはここにいるんです」と可夢偉は『Autosport(オートスポーツ)』へ語り、さらにこう続けた。

「距離を走り込んで、問題を調べる必要があります。いくつか問題があるので、そこを改善しなければいけません」

「僕が加入した2010年には、冬にほとんど問題が起きませんでした。しかし、レースが始まると大きな問題が起きていったんです。それに比べればいい状態だと思います。いくつか問題が起きただけなので、それを調べるだけです」

また、ザウバーはC31の初期テストを行っている段階であり、パフォーマンスには取り組んでいないという。しかし、可夢偉はC31に好感触を得ていると語った。

「まだ開発のために空力の数値や細かい変更を確認しているんです。セットアップに取り組んでいないので、どの程度の可能性を秘めているのか分かりませんが、確実に大きく進化していますよ」

「これは進化の第一歩なんです。チームが数値を確認するので、それを見るのが楽しみです。ただ、僕としてはクルマに満足しています」

「バランスはかなりいいですし、基礎はいいと思います」

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