フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、フェラーリの開発はまだ20%の状態だと語った。
7日(火)から4日間の日程で行われたヘレステスト。初めの3日間でフェラーリは速いタイムを記録していなかった。しかし、アロンソが最終日にトップタイムを記録したことで、フェラーリ内にも安堵(あんど)の声が広がった。
「テストが始まったとき、ここに到着してクルマを走らせたら、予想よりも遅かったんだ」
「僕たちはクルマへの取り組み方を変える必要があった。だから、まだ学習中なんだよ。バルセロナ(21日から始まる次回テスト)には、もっと準備を整えた状態で向かう」とアロンソは『Autosprint(オートスプリント)』へ振り返っている。
さらにアロンソは、母国スペインの『AS』へ次のように加えた。
「これまでに分かった範囲で言うと、このクルマで最も重要なのは、タイヤを温められるということだね。そのおかげで、1周目から最大限にタイヤを使えるんだ。去年はこれができなかった」
「まだやるべきことは多く残されている。空力面、そして何より信頼性の面でね」
「残念なことに、(開幕まで)テストはあと2回しかない。去年より少ないんだよ。(バルセロナでは)少なくとも(1日あたり)100周は走らないといけないね」
「今の段階で僕たちは、(開幕までに)やっておかなきゃいけない状態の20%という感じだろう」