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「ライコネンから目を離しちゃいけない」とマーク・ウェバー

2012年02月10日(金)22:59 pm

今季F1シーズン前テスト開幕の舞台となったスペインのヘレスでは、ロータスの速さに注目が集まり、F1復帰を果たすキミ・ライコネン(ロータス)を警戒する意見が出ている。

ロータスは今季、2007年のF1王者であるライコネンを獲得。そのライコネンがヘレステスト初日にトップタイムを記録したほか、テスト3日目にはチームメートのロメ・グロジャンが2番手に入った。

これに対しルイス・ハミルトン(マクラーレン)は「ロータスがかなり印象的だね」とコメント。セバスチャン・ベッテル(レッドブル)も「今は彼らが最速だし、安定感もある。僕たちやフェラーリ、マクラーレンには、疑問符がつけられるね」と話している。

だが、ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは、フィンランドのテレビ局『MTV3』へ次のように語り、慎重な姿勢を崩していない。

「1回目のテストにしては順調なようだ。だが、まだ予測なんてできない」

「今からメルボルン(開幕戦オーストラリアGP)までに、すべてのクルマが大きく変わる」

「今の段階でわれわれのクルマが優れているのは事実だ。われわれは多くの周回を走ることができており、だからこそ上位に入れている」

グロジャンは、ロータスの2012年型車E20について、「とても走らせやすくて、反応を予測しやすいクルマなんだ。特に高速コーナーでね。限界を超えても、コントロールを取り戻しやすいんだよ」と語っている。

グロジャンが記録したヘレステスト3日目の2番手タイムについて、マーク・ウェバー(レッドブル)はどのタイヤを装着して記録したタイムなのか知りたがった。グロジャンが装着していたタイヤが2番目に硬いミディアムタイヤだったことを知ると、ウェバーは次のようにコメントしている。

「それならとてもいいラップだね」

「もしグロジャンがあのタイムで走れるのなら、キミから目を離しちゃいけない」

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