ザウバーは8日(水)、2日目を迎えたヘレステストで空力面に着手し、その結果に満足しているようだ。
テスト初日の7日(火)は小林可夢偉が走行を担当し、各システムのチェックなどを行っていたザウバー。しかし、2日目の8日にはドライバーをセルジオ・ペレスに替え、本格的なテストを開始したようだ。トラックエンジニアリングの責任者ジャンパオロ・ダラーラが、次のようにテスト2日目を振り返っている。
「セルジオにとっては、新車でのテスト初日だった。まずは彼をC31(2012年型車)へ慣れさせることから始める必要があったが、午前中にセットアップ作業を少し進めることもできた」
「昼食の間に新しい空力パーツを搭載していたんだ。予想した通りに、うまく機能していた。これは重要ないいニュースだね」
「残念ながら、午後には燃料システムに問題が発生して走行する時間が奪われてしまった。今のところ、タイヤはミディアムコンパウンドしか使っていない」