NEXT...F1開催スケジュール

トロ・ロッソ「トップ4に続く位置で戦う」

2012年02月07日(火)11:01 am

トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストが、今シーズンおよび新車について語った。

フランツ・トスト
「STR7はトロ・ロッソによって、設計、製造、組み立てまですべて行った3台目のクルマだ。この3年間の間に、われわれのスタッフ数は160名から300名へと増加し、いまやトロ・ロッソはその設立以来最も安定し、力強いときを迎えている。人員に関する強さもそうだし、さらに、健全な財政的基盤のもとに働くことができている」

「レッドブルの支援に対して、さらにわれわれを支えてくれるスポンサーであるセスパ、ノバ・ケミカルズ、そしてファルコン・プライベート・バンクに感謝をしたい。おかげで、われわれが前進し、サーキットでこうした安定性の恩恵を受けることができる環境がすべて整っている」

「STR6(2011年のクルマ)は、2010年のSTR5に比べてパフォーマンスの面で大きく前進していた。それゆえ、今年のクルマではさらなる改善がなされていることを期待している。昨年は、コンストラクター(チーム)部門で8位に終わったが、今年はそれよりもさらに上を狙いたい。まだ予想を口にするのは早すぎるが、この冬の間にわれわれが成し遂げた仕事を見れば、11月の最終戦ブラジルGPでシーズンを終えるときには、6位か、悪くても7位になるという目標を自らに科すべきだ」

「われわれは、ダニエル・リチャルド、そしてジャン・エリック・ベルニュという2人のルーキーたちと仕事をすることを楽しみにしている。2人ともとても才能豊かな若いドライバーだ。彼らはとても熱心で、士気も高く、2人とも昨年の金曜日のフリー走行1回目にトロ・ロッソで走っているので、チームのことをよく知っている」

「ダニエルは昨シーズン、ほかのチームから11レースに出走しており、2人の中では経験を積んでいる。しかし、ジャン・エリックもよい経歴がある。何度かわれわれの金曜日のフリー走行を担当した以外にも、昨年のアブダビでのテストにはレッドブルから参加しているし、シミュレーターでも多くの有益な時間を費やしてきている」

「昨シーズンは何度か非常に刺激的な戦いを見ることができた。タイトルはかなり早く決まってしまったものの、F1への興味はシーズンの終わりまで高いレベルで維持していたことがテレビの視聴者数から見てとれる。コース上での戦いがたくさんあったが、その一部はFIA(F1を統括する国際自動車連盟)によってもたらされたルール変更のおかげだ」

「そして2012年もさらにスリリングな年になるに違いない。私としてはレッドブル、マクラーレン、フェラーリ、そしてメルセデスAMGが非常に接近した上位争いをすると想像している。もちろん、同じレッドブルグループの一員としては、レッドブル・レーシングが再び優勢であることを望んでいる」

「そして間違いなくわれわれはそのトップ4に続く位置で、自分たちのライバルと戦うことになる。今年は20戦となったことにとても満足しており、久々にアメリカへレースをしにゆくことを楽しみにしている。今年はF1にとって素晴らしい年になりそうだし、スクーデリア・トロ・ロッソにとってもそうなることを願う」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック