6日(月)に2012年型車C31を発表したザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーが、新車やドライバーに対する期待を語った。
ペーター・ザウバー
「われわれは新しいシーズンを、2011年にやってみせたように力強くスタートするとともに、1年を通じてパフォーマンスのレベルを維持することを目指している。われわれの目的は常にポイント圏内でゴールすること、そしてF1選手権におけるわれわれの順位を大きく改善することだ」
「ザウバーC31/フェラーリには、新開発した有望なものが非常に多く組み込まれている。しかしそのほかの部分については、昨年のクルマを体系的に発展させたものだ」
「われわれの若く、才能豊かなドライバーたちとまた新たなシーズンで一緒に働くことを楽しみにしている。可夢偉(小林)は彼にとってF1で3度目のフルシーズンを戦うことになる。昨年は彼にチーム内でリーダーシップをとってくれるよう要請したが、彼はその役割にふさわしい成長を見せてくれた」
「ルーキーとしてのシーズンを終えたセルジオ(ペレス)は、彼にとって2年目のシーズンに臨む。それはときとしてF1ドライバーのキャリアにおいて最も困難な時期だ。2人のドライバーは大きな可能性を持っているし、それをさらに開花させるために2011年と同じレースエンジニアと働くことになる」
「エステバン(グティエレス/サードドライバー)は彼にとって2シーズン目となるGP2にフル参戦することになる。彼は昨年11月のテストで、もし求められることがあればF1マシンでレースをすることも可能だということも示してみせた」