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トヨタ、WEC参戦計画を拡大。シリーズ参戦を発表

2012年02月03日(金)13:11 pm

トヨタが、今年から発足するWEC(世界耐久選手権)への参戦計画を拡大。2012年シーズンへのシリーズ参戦を行うと発表した。

トヨタは当初、シリーズに含まれるル・マン24時間を含めた数戦に出場する予定だった。しかし、選手権への出場要件が急きょ変更になったため、シリーズエントリーを決めたとトヨタは説明している。

しかし、3月17日にアメリカで開催される開幕戦セブリング12時間への出場は間に合わず。デビュー戦は当初の予定通り5月5日にベルギーで行われる第2戦スパ・フランコルシャン6時間となる。

また、先日に発表された通り、6月16日から17日にかけて開催の第3戦ル・マン24時間には2台体制で参戦。アレキサンダー・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴がレギュラードライバーを務めるが、ル・マンでの2台目を走らせるドライバーは近日中に発表される。

木下美明チーム代表は次のように今回の決定を説明した。

「選手権を取り巻く状況はここ半月ほどで大きく変化した。TOYOTA Racingは耐久レース復帰初年度ということもあり、今シーズンは限定的な参戦にとどめるつもりであった。しかし、FIA世界耐久選手権シリーズの継続と将来のためにも、FIAおよびACO(フランス西部自動車クラブ:ル・マン24時間レース主催)と協力していくことが重要だと判断した」

「われわれはシリーズで予定される8戦全戦への出場はかなわないが、FIA世界耐久選手権を戦い抜くために、最大限の努力を惜しまない。2台のTOYOTA TS030 HYBRIDと共に臨むル・マン24時間レースを含め、エキサイティングなシーズンを戦えることを楽しみにしている」

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