1日(水)にマクラーレンが発表した2012年型車MP4-27について、ドライバーのジェンソン・バトン「美しい」と胸を張った。
すでに発表されているケーターハムの新車には、ノーズに段差があり、3日(金)に発表予定のフェラーリや、6日(月)に発表を控えているザウバーにも、同様の段差があるとみられている。これは、ノーズに関する規則が変更されたことを受け、それに対応するためのものであることから、多くのチームがノーズに段差を作ったとみられるが、関係者の間ではこれが「不細工」だとして話題になっている。
しかし、2009年のF1チャンピオンであるバトンは、イギリスのウォーキングにあるマクラーレンのファクトリーで初披露されたMP4-27を「美しいクルマだ」と評した。
「これから発表されるほかのクルマの多くは、そうではないだろうね」
バトンが言及したように、MP4-27のノーズに段差はなく、ノーズは滑らかな曲面を描いている。
7(火)にスペインのヘレスで始まるシーズン前テストに向け、3日にはフォース・インディアとフェラーリ、5日(日)にロータス、6日(月)にザウバー、レッドブル、トロ・ロッソ、そして7日にはウィリアムズが新車を発表する予定。各チームの新車発表では、ノーズの形状に注目が集まりそうだ。