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マクラーレンMP4-27、ノーズに段差は作らず

2012年02月01日(水)21:48 pm

マクラーレンが1日(水)に発表した2012年型F1マシンMP4-27。大方の予想に反し、そのノーズに段差はなかった。

今年からF1では、他車と接触した際にノーズが他車のタイヤに跳ね上げられる形で宙に舞ってしまう事故を防止するため、ノーズ先端を昨年までよりも低くするよう規則が変更された。しかし、コックピットなどのあるモノコックの高さは変更されていないことから、多くのチームがコックピットとノーズを接続するバルクヘッド付近に段差を作ることで空力面などへの影響を最小限にしてこのルールに対応するとみられていた。

先日に発表されたケーターハムの2012年型車CT01もノーズに段差があり、3日(金)に発表予定のフェラーリ、6日(月)に発表予定のザウバーも段差があるとされている。しかし、このノーズが「不細工」だとして大きな話題になっていた。

だが、1日に発表されたMP4-27のノーズに段差はない。マクラーレンのノーズは、なだらかな曲面を描きながら先端に向けて低くなる形状になっている。

さらに、マクラーレンは昨年、サイドポッドをU字型にしたことで話題を集めたが、今年はより典型的な形状へ変更になった。これは、今年から排気口に関するルールが変更されており、これに対応するためだという。また、サイドポッド後端はこれまで以上に絞り込まれており、よりコンパクトな形状になった。

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