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フェラーリの尽力に感謝するジュール・ビアンキ

2012年02月01日(水)11:42 am

ジュール・ビアンキ(フォース・インディア/リザーブドライバー)は、自身がF1におけるキャリアで一段上のステージに登る際に、手助けをしてくれたフェラーリに対し感謝の意を表している。

ビアンキはリザーブドライバーとしてフェラーリに在籍していたが、2012年シーズンは、リザーブドライバーとしてフォース・インディアへ移籍した。この決断によってビアンキのキャリアは後退したように表面的には見えるが、フォース・インディアとの間で交わされた新たな契約内容では、レースが行われる週末の金曜のフリー走行に参加することが可能となっている。昨年その役割を果たしていたニコ・ヒュルケンベルグは今年、フォース・インディアのレースドライバーに昇格している。

一部の報道によると、フェラーリはリザーブドライバーのシートを空けておきたいという思惑があるという。2012年で契約満了を迎えるフェリペ・マッサに代わり、2013年からフェラーリでF1復帰を果たすのではないかとうわさされているロバート・クビサにその空いたリザーブのシートを与えることができるからだ。

クビサのフェラーリ入りが実現する可能性がある一方で、今日でもフェラーリは迷うことなくビアンキのキャリアの後押しを続けていくようだ。実際に、つい先日までビアンキはフェルナンド・アロンソとマッサの両フェラーリドライバーと共にカナリア諸島で合同トレーニングを行っていた。

そして、2012年も「ジュールはこれまで通りフェラーリ・ドライバー・アカデミーの一員だ」とチーム側も認めている。ビアンキもフェラーリとのつながりは今でもとても強いと強調し、「とても満足しているよ。僕のために懸命に尽くしてくれているフェラーリのみんなにお礼を言いたい。(今回のような機会を得られる)チームを見つけることはとても重要な事だった。今後はキャリアのステップアップを続けていくことが目標だ」と『RMC Sport(RMCスポーツ)』に語った。

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