ロータスの2012年仕様車には“E20”という名前が付けられた。
2011年ロータス・ルノーGPとして参戦していたときは、ルノーの代々続いている番号を引き継ぐ形にのっとり、“R31”という車名だった。
だが、今年からチーム名をロータスに変更したことに伴い、チームは従来とは異なり“E20”という名前にする決断を下した。この“E”はロータスが本拠地を構えているエンストンの頭文字に由来しており、ファクトリーで働いているスタッフに敬意を表す意志が込められているとのことだ。
そして“20”という数字は、今年の新車が、チームがまだベネトンとして参戦していた1992年にエンストンにファクトリーを移転させた年から数えて20台目の新車という意味だ。
その“E20”は2月5日(日)に発表される。翌6日(月)には、今年からロータスに加入した2007年のF1王者キミ・ライコネンによってシェイクダウン(新車が問題なく走るかの簡単な確認走行)が行われ、7日(火)からはスペインのへレス・サーキットでいよいよ2012年シーズン初のテストに臨む。