ピレリが、2012年F1タイヤを発表した。
昨年同様、ピレリはドライのF1タイヤとしてスーパーソフト、ソフト、ミディアム、ハードの4種類を用意。タイヤ側面に入るピレリとPゼロの文字が、スーパーソフトは赤、ソフトは黄色、ミディアムは白、ハードは銀になる。
一方、雨用タイヤのウエットとインターミディエイトの側面には、Pゼロというブランド名の代わりにチントゥラート(Cinturato)の文字がピレリのロゴとともに入る。側面に入る文字の色はウエットが昨年同様に青、インターミディエイトは緑へ変更となった。
またピレリは、タイヤの摩耗とグリップを向上するため、より角ばった形状を採用し、より軟らかいタイヤになるとしている。さらに、昨年のタイヤは急激な性能低下が問題になっていたことから、今年は性能低下の度合いを一定に保つことも目指したようだ。
そして、各コンパウンドのラップタイム差を小さくするほか、1レースあたり2回以上のタイヤ交換が行われるようにすることでタイヤ戦略を難しくし、レースを盛り上げるようなタイヤにしたとのことだ。