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マルシャ、2012年型車の投入は3月に

昨年までヴァージンとして戦い、今年からチーム名を変更するマルシャが、3月まで2012年型車をテストしないことが明らかになった。

また、2月7日（火）からはスペインのヘレス・サーキットで1回目のシーズン前テストが始まるが、マルシャはこのテストを欠席。2月21日（火）から行われるバルセロナでのテストでは、2011年型のクルマを走らせるという。そして3月1日（木）に始まる2回目のバルセロナテストで、マルシャがようやく新車MR01を投入するようだ。

一部には、マルシャの新車は「革新的ではない」との報道もあるが、新車の設計を率いたエンジニアのパット・シモンズは、「以前のクルマと共通する部分は少しだけ」と語っている。チーム代表のジョン・ブースも、「ほぼすべてが新しくなっており、（昨年のクルマから）引き継いだものは少ない」とコメントした。

「これによって、急いで新車を2回目のテスト（2月21日からのバルセロナテスト）に間に合わせるよりも、建設的にコース上での時間を使えるよう願っている」とブースはツイッターへ投稿している。

マルシャは今季、ティモ・グロックを残留させるとともに、ルーキーのシャルル・ピックを起用する。そのため、ヘレステストに参加してピックにF1での経験を積ませる予定だった。しかし、ヘレステスト欠席を決めたことにより、ピックが開幕までにテストで走る時間が少なくなる結果となった。