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2012年F1、「不細工ノーズ」が流行に?

2012年01月25日(水)23:41 pm

予定よりも1日早く25日(水)に公開されたケーターハムの2012年型F1マシンCT01のノーズに隆起が確認できたことから、これが2012年のF1で流行になるのではないかとみられている。

先日には、フェラーリの2012年型車にもノーズに隆起があるとされ、これが「不細工」や「美しくない」として話題になった。この隆起は、クラッシュの際にノーズが他車のタイヤに接触した場合、宙に舞ってしまうことを防ぐため、ノーズを低くするようルールが変更されたことに対応したものだとみられる。

新規則により、ノーズ先端は昨年までよりも低くなったものの、コックピットなどのあるモノコックとノーズを結合する部分の高さは以前と同じままになった。CT01では、サスペンションの取り付け位置を高いままに維持することが目的だと思われるが、サスペンション取り付け位置のあたりで急激にノーズが低くなっており、結果として隆起があるような外見になっている。

ケーターハムが25日にツイッターやfacebookで公開した画像では隆起部分が確認しにくいが、『f1fanatic.co.uk』などが掲載した別角度の画像では、はっきりと隆起部分が確認できる。フェラーリもケーターハムと同様の処理を採用したとされる。

この隆起が新ルールに対応したものだと考えられていることから、多くのチームが同様のノーズ形状をしているのではないかとの見方が広がっている。

2月1日(水)にはマクラーレン、2月3日(金)にフェラーリとフォース・インディア、2月5日(日)ロータス、そして2月6日(月)にはザウバーとレッドブルが新車を発表する。新車発表の際には、ノーズの形状に注目が集まることになりそうだ。

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