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ウィリアムズ長期在籍は「理想的じゃなかった」とニコ・ロズベルグ

2012年01月18日(水)19:25 pm

ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は、ウィリアムズに4年も在籍したことが「理想的ではなかった」と認めた。

2006年に弱冠20歳で古豪ウィリアムズからF1デビューを果たしたロズベルグは、同チームで4シーズンを過ごした後の2010年にメルセデスGP(現メルセデスAMG)へと移籍した。

今年はロズベルグにとってメルセデスAMGで臨む3シーズン目となる。過去2シーズンはいずれも、7度のF1王座に輝いた経験を持つチームメートのミハエル・シューマッハを上回る成績を収めている。メルセデスAMG以外のF1関係者から常に高い評価を得ているロズベルグだが、100戦以上に出走した現在もいまだに表彰台の頂点に立つことができていない。

その一方で、ロズベルグと同じくドイツ人で、ロズベルグよりもF1参戦数が20戦少ないセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は昨年、史上最年少でのF1連覇を達成し、通算成績でもすでに21勝と30回のポールポジションを獲得している。

こういった数字についてロズベルグはどのように思っているのだろうか?

「後悔なんてしていないよ。僕はメルセデスへの移籍、そしてこのチームに残ることは正しい選択だと信じている」とロズベルグは『Auto Motor und Sport(アウト・ モートア・ウント・シュポルト)』のインタビューで語った。

また、2007年末にマクラーレンがロズベルグ獲得に興味を示していたことを指摘されると、「確かにそうだった。でもフランク(ウィリアムズ/ウィリアムズのチーム代表)が僕を手放さなかったんだ」とロズベルグは明かし、こう続けた。

「ウィリアムズに4年間も在籍することになったのは、僕にとって理想的な展開じゃなかったことは事実だ。もう少し短期間だったら良かったんだけどね。でも、ウィリアムズで最後のシーズンは確実に躍進のきっかけになっていた。そしてこのチームに移ってきてからはずっと(年間ドライバーズランキングが)7位なんだよね。ほかの人に言われるまで気が付かなかったよ」

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