ウィリアムズが17日(火)にブルーノ・セナの起用を発表したことで、同チームでのシート喪失が決まったルーベンス・バリチェロが、セナにエールを送った。
1993年にF1デビューを果たしたバリチェロは、すでにF1で300戦以上を戦っており、史上最多参戦記録を更新中だった。2010年からはウィリアムズに在籍していたバリチェロだが、2011年いっぱいで契約が終了していた。
ウィリアムズは、パストール・マルドナードの残留を発表しており、もう1つのシートに誰が収まるのか注目されたが、発表されたのはセナ。これにより、バリチェロはシートを失うことが決まった。現在、HRTがドライバー1人を発表していないのを除き、全チームが今季ドライバーを決めていることから、これでバリチェロは引退に追い込まれる可能性が高まった。
バリチェロは、ツイッターでファンへシート喪失を報告するとともに、自身と同じくブラジル出身であり、あこがれの存在であったアイルトン・セナのおいであるブルーノを応援するコメントを残している。
「ツイッターのみんな… 今年はウィリアムズで走らないことになった。友人であるブルーノ・セナの活躍を願うよ。将来はまだ決まっていない」