2012年にトロ・ロッソで自身初のF1フル参戦を果たすダニエル・リチャルドは、将来的に姉妹チームのレッドブルへ昇格することを目指している。
リチャルドは昨年、レッドブルとトロ・ロッソの控えドライバーを務めていたが、シーズン終盤にHRTからF1デビュー。今季は、トロ・ロッソでフル参戦を果たすことが決まっている。しかし、レッドブルのドライバーであるマーク・ウェバーはこの数年、引退をうわさされており、現在の契約は2012年いっぱい。そのため、今季限りでウェバーが引退した場合、誰が後任になるのか注目されている。
リチャルドは、レッドブルのドライバーになることが目標であるとF1の公式ウェブサイトへ認めた。
「時間はあるし、今からその時までにいろいろなことが起こるだろうね。それが現実ってものさ」
「僕はレッドブルの哲学をよく知っているし、いつかレッドブル・レーシングのクルマでレースをしたいと思っているけれど、今はそれだけだ。ひとつのゴールに過ぎないよ」