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マニクール、F1フランスGP開催に名乗り

最近、2013年からベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットと交互開催という形でフランスGPが復活し、その開催地となるのはポール・リカール・サーキットとなるだろうという報道がなされている。

しかし、フランスの民間TV局である『France 3』は、2008年まで約20年近くにわたってフランスGPを開催してきたマニクール・サーキットも開催地として名乗りをあげたと伝え、「開催地争いのレースが始まった」と報じている。

『Le Journal du Centre（ル・ジュルナル・ドゥ・サントル）』は、フランスのニエーブル地方会議議長の職にあるパトリス・ジョリーが、マニクールに建設されるテーマパークが十分な収益をあげ、周辺地域の開発を進めることができ、それによってフランスGPを呼び戻すことができるだろう、と述べたと伝えている。

ジョリーは、この5000万ユーロ（約48億6000万円）のコストをかけて建設されるテーマパークは、この夏までには完成するだろうとしている。

フェラーリ創設者であるエンツォ・フェラーリの唯一存命の息子であるピエロ・フェラーリは、ポール・リカールであれマニクールであれ、フランスGPが近いうちにF1カレンダーに戻ってきて欲しい、と次のように語っている。

「われわれは、F1の歴史的な生誕の地であるいくつかのグランプリを守ってゆかなければならない。例えばフランスやシルバーストン（イギリス）、スパ（ベルギー）、それにモンツァ（イタリア）などだ。われわれはそれらのサーキットで常に素晴らしいレースを目の当たりにしてきた」