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シューマッハのような43歳になることに憧れるバレンティーノ・ロッシ

MotoGP史上最も偉大なライダーにも挙げられているバレンティーノ・ロッシが、ミハエル・シューマッハ（メルセデスAMG）の長いスポーツ選手生命に憧れがあると認めた。

通算91勝、5連覇を含む合計7回のF1世界王座の獲得という金字塔を打ち立てた後、シューマッハは2006年シーズンをもって1度F1から引退した。しかし、その3シーズン後の2010年にシューマッハはメルセデスGPからF1復帰を果している。現役復帰後、いまだに表彰台にすら立てていないシューマッハだが、2012年は自身が保持している輝かし記録に新たな足跡を残すべく、ライバルたちに戦いを挑んでいくとみられている。

「僕としてはシューマッハがやっていることはすごいと思うよ。僕よりも10歳上なのに、素晴らしい肉体を維持しているし、エネルギーにも満ちあふれている。僕が43歳になったとき、彼みたいでいたいね」と2月に33歳を迎えるロッシはイタリアの『Sky Sport 24（スカイ・スポーツ24）』に語った。

そしてF1を7回制したシューマッハと同様に、これまでにMotoGPで7回のワールドチャンピオンの座に輝いたロッシは、自身とシューマッハの間には共通点が多く見られるとも語った。「僕はイタリア人で、イタリアのチームでレースをしている。シューマッハはドイツ人で、ドイツのメルセデスAMGでレースをしている。そして選手権でのチャンスの部分まで共通しているみたいだね」と笑った。

現在ロッシがドゥカティと結んでいる契約は2012年で満了となる。これに関しロッシは「新たにもう2年の契約を結べたらいいねと思う。そしてそれが最後になるかもしれない。それからその後の人生をどうやって楽しむかを考えるよ」と語った。