2012年のF1カレンダーに掲載されているものの、開催が危ぶまれていたアメリカGP。いよいよ開催が現実味を帯びてきた。
地元紙『Austin American Statesman(オースティン・アメリカン・ステイツマン』によると、2012年のF1アメリカGP開催の契約をめぐる情勢不安が最近発覚したものの、開催予定地のサーキット・オブ・ジ・アメリカズの建設工事は“早急に進んでいる”という。
テキサスのサーキット建設地の視察を行ったデイブ・ドゥーリトル記者は「ビル群も形になってきた」と伝えた。さらに、360名以上がサーキット建設現場で作業を行っており、3階建てのメインピットビルやパドックの工事も進められている模様で、表彰台の大まかな形も「確認することができる」と記している。メディアセンターが入るビルやグランドスタンドの建設も始まっているとデイブ記者は付け加えた。
そして2012年のF1カレンダーでは11月中旬に予定されているアメリカGPに思いをはせつつ、「主催者側は初レースまでに準備が完了すると予想している。まだまだやるべきことはたくさんあるが、彼らの働きぶりからは、必ず期間内で仕上げてみせるという心意気が感じられる」と締めくくっている。