ジェローム・ダンブロシオの2012年に関する発表が数日以内になされるとマネジャーが明かしている。
26歳になるベルギー出身のダンブロシオは2011年にF1デビューを飾ったマルシャ(旧ヴァージン)のシートを失ったが、HRTのレースシートを獲得する可能性が出てきた。
ロータス(旧ロータス・ルノーGP)のオーナーであるジェニイ・キャピタルのマネジメント部門の管理下にあるため、ダンブロシオはロータスのリザーブドライバーになる可能性もある。
「2月7日にヘレスで冬季テストが始まるのに合わせて、10日以内に何らかの決定がなされるはずだ」とダンブロシオのマネジャーを務めるベンジャミン・ミニョーが『La Derniere Heure(ラ・デルニエール・ウール)』紙に明かしている。
「外国メディアにはあまり明かしていないし、それはそれでいいんだ。けれど、心構えはできているし、進むべき道は残されている」
「クリスマス以降、状況は動いていない。F1にシートを見つけるだけの資金は充分に持っている。金額は言えないが、実際にライバルになりえるのはエイドリアン・スーティルくらいだと考えているよ」
また、ダンブロシオも自身の将来について次のように話している。「長くF1で活躍するために最良の選択を考えているんだ。正直に言って、チャンスがあればレースに出たいし、その可能性も残されている」
「今週、最後の打ち合わせをして、運があれば今季に自分が何をするのか、すぐに結果が出ることになるんだ」