ドイツのニュルブルクリンクがF1カレンダーに残る可能性が高くなってきた。現在ドイツGPはニュルブルクリンクとホッケンハイムリンクで隔年開催されているが、環境意識の高まりに合わせてラインラント・プファルツの州政府が支援を打ち切ったために、ニュルブルクリンクでのF1開催が危ぶまれていた。
しかし、議会を率いるヘンドリック・ヘリングが「2013年にレースを開催する可能性がある。補助的な事項がいくつかあるが、以前ほどではないだろう」と『Rhein Zeitung(ライン・ツァイトゥン)』紙に語った。
他のドイツ語報道機関もF1の最高権威バーニー・エクレストンとホッケンハイムが会議の席を設けたことを報じ、「最初の話し合いはうまく進んでいる」と伝えている。
「この同意が経済的に好ましいものであれば、2013年にはニュルブルクリンクにF1が帰ってくることになる」とへリングは締めくくった。