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ウィリアムズの新スポンサーにブルーノ・セナの支援企業?

2012年01月06日(金)15:52 pm

ブルーノ・セナがウィリアムズに新しいタイトルスポンサーを持ち込むかもしれない。

資金難がうわさされるウィリアムズの広報担当者が『Telegraph(テレグラフ)』に対し、これまで長年にわたってウィリアムズのタイトルスポンサーを務めてきたアメリカの大手通信会社AT&Tと決別したことを認め、次のように語った。

「わたしたちのパートナーシップは終了することになりました。契約は両者の合意のもとに、昨年12月31日をもって終了しています」

ウィリアムズのチーム関係者が『Reuters(ロイター)』へ語ったところによれば、AT&Tが2011年にウィリアムズへ支払った額はほぼ700万ドル(約5億4,000万円)だとされているが、この契約が延長されることはなかった。

一方、『Reuters(ロイター)』は、昨年F1のチームランキングで9位に終わったウィリアムズが、ほかの通信会社と交渉中だと伝えていた。

フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』は、その候補の1つがブラジルのエンブラテルであると伝えている。リオ・デ・ジャネイロに本拠を構えるエンブラテルは、ブラジル有数の通信事業会社であり、昨年後半にロータス(当時ロータス・ルノーGP)でF1を戦ったブルーノ・セナを支援している企業だ。

また、ウィリアムズにはカタール国立銀行の支援を得るのではないかとのうわさもあるが、これについてウィリアムズの広報担当者は今回コメントをしていない。

そのカタール国立銀行は、すでにウィリアムズを通じてカタール・サイエンス・アンド・テクノロジー・パーク(※)との提携を行っている。さらに同銀行は、カタールの通信事業者であるカタール・テレコムともパートナーの関係にある。

(※)新技術の商業化支援などを目的として産学一体となってサービス提供を行う組織。エクソンモービルやゼネラル・エレクトリック、マイクロソフトなどがこれに協賛し、ウィリアムズも同パーク内に技術開発部門を設置している。

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